こんにちは!
練馬のピラティス&ヨガスタジオOlulu-オルル-です。
先日のコラムで、ヨガの呼吸で代表的な腹式呼吸の効果についてお話をしていきました。今回は、その腹式呼吸の実践方法をお伝えします。
効果的に行う腹式呼吸法
口ではなく鼻で行う
腹式呼吸は口ではなく、鼻で行います。鼻で呼吸をすることで、より深く酸素を取り入れ、より長く吐くことができリラックス効果にもつながります。
ちなみに普段口呼吸になりがちな方は、呼吸が浅くなる他、口からウィルスを取り込みやすくなり免疫力の低下につながりますので、普段からも鼻呼吸を心がけましょう。
呼吸法
1)安楽座など骨盤を立てた状態で座り、姿勢を整え両手のひらをお腹に当てる。
慣れていない方や寝る前に行う場合は、仰向けになり膝を立て、お腹に両手のひらを当てて行うと、カラダの余分な力が抜けてリラックスして呼吸がしやすくなります。
2)お腹の中の空気を全て吐き切るイメージで、6~7秒かけて鼻から息を吐きお腹をぺしゃんこにする。
3)今度はお腹にたっぷり酸素を取り込むイメージで、3~4秒かけて息を吸い、お腹を膨らませる。
2)と3)を3分ほど続けてみてください。だんだんと呼吸に慣れてきて、呼吸のリズムに心地よさを感じていくでしょう。
集中できる環境で
呼吸法を実践したり、ヨガを行う時は集中できる環境づくりも大切です。他に気を取られないようにテレビを消して、スマホは側に置かないようにしましょう。また、リラクゼーション音楽を流したり、アロマを炊くことでさらにリラックス効果もあります。
いつ行うのが効果的?
いつ行っても効果的です。ヨガレッスンの始めに行うことで、ポーズに入る前の呼吸の準備になり、より集中してポーズに入ることができますし、夜寝る前に行うことでリラックスして眠りに入ることができます。また、イライラしたり気持ちを落ち着かせたい時に行うのもおすすめです。
まとめ
ヨガを実践する上で深い呼吸は必要不可欠。意識的に呼吸を行うことで、カラダだけでなくココロにも様々な良い効果をもたらすことがお分かりいただけましたでしょうか?
忙しい日々の中でも、一日の中で集中して呼吸をする時間、自分と向き合う時間をつくることで、効果を感じることができます。難しく考えず、是非リラックスしながら続けてみてください。