こんにちは!
練馬のピラティス&ヨガスタジオOlulu-オルル-です。
「アロマヨガ」ってどんなものかご存じですか?聞いたことはあるけど詳しい事はわからない、ちょっと敷居が高いかも…そんな風に感じる方がいたら、ぜひ本コラムをご覧ください。
ヨガとアロマは相性抜群。組み合わせればより心地よく、健康や美容にアプローチできることで人気です。初心者の方にもとってもおすすめですよ。
今回はヨガにアロマを取り入れることのメリットや効果についてご紹介します。
アロマの魅力とヨガ
アロマってどんなもの?
花や果皮、樹皮等の植物から抽出されたアロマオイルの香りは、抗菌や鎮静、デトックスなど心と体に様々な作用をもたらすといわれています。香りの力で心身を癒す、という考えは古代エジプトの時代からあったもの。香りは鼻から脳に達し、心や身体の緊張をほぐすなど、様々な器官に良い影響を与えてくれます。
ヨガにアロマを取り入れよう
アロマの香りと共に行うヨガのポーズや、呼吸のことをアロマヨガといいます。
器具を使って部屋に香りを拡散させる方法もありますし、肌に直接塗れるバームを香水のように手首等につけてヨガをするのも良いでしょう。こうでなくてはいけない!という決まった形があるわけではないので、初心者の方でも取り掛かりやすいですよ。
アロマヨガの良いところ
1.ヨガの呼吸をサポート
ヨガでは呼吸が大切とされています。良い匂いがすると、自然と鼻から大きく息を吸えますよね。アロマの香りが呼吸を深く導いてくれるから、ポーズの最中につい息を止めてしまう…という、ヨガの呼吸が苦手な方にもおすすめです。
2.香りで集中力アップ
ポーズの最中に余計な事を考えてしまう、という経験はありませんか?
アロマには集中力を高める作用のあるものもあります。集中して取り組むことで体や心に意識を向けられるので、ヨガも効果的に行えるでしょう。苦手なポーズもすっと決まるかもしれません。
3.アロマの成分による効果が期待できる
アロマオイルはそれぞれに期待できる作用があるとされています。例えばデトックスやリフレッシュ、鎮静作用、ホルモンの分泌を調節するなど。その時のコンディションにあわせて使用するアロマを選ぶと良いでしょう。
香りの種類と作用
精油にはたくさんの種類があります。選ぶ際には自分で嗅いでみて良い香りだと思えることが大切です。選ぶアロマによってヨガの体感が変わるのを感じてみてくださいね。
香りの種類
アロマの香りは大きく7つのグループに分かれます。
・フローラル系…お花の甘く華やかで、複雑な香り。ローズ、ラベンダー、カモミール等。
・シトラス系…親しみやすく爽やかなレモンやオレンジ等の柑橘に代表される香り。
・ハーバル系…ミント類、ローズマリー、パセリ等の草の香り。
・ウッディー系…樹木の香りでやや渋い印象も。ヒノキやユーカリ、ジュニパーペリー等。
・スパイス系…シナモン、ナツメグ、ジンジャー等、独特で印象に残る香りが多い。
・バルサム系…樹木から出た樹脂に香りを含むもの。ミルラ、ベンゾイン等。
・オリエンタル系…アジアを連想させるエキゾチックで異国情緒ある香り。イランイラン、サンダルウッド、パチュリー等
目的別おすすめアロマとヨガ
・リラックスヨガ&ラベンダー
リラックスしたい時には、エネルギーを抑える作用のあるアロマがおすすめ。
例えばラベンダーは初心者にも使いやすく、定番で人気の香りです。ラベンダーの甘く優しい香りが心身を落ち着かせてくれます。船のポーズや三日月のポーズと共にやってみてくださいね。寝室にも向いているアロマなので、だんだんと眠たくなってしまうかもしれません。
・デトックスヨガ&グレープフルーツやローズマリー
デトックスなら、ねじり系のポーズと共に、老廃物や毒素を取り除く効果のある香りはいかがでしょう。例えば親しみやすいグレープフルーツ。リンパ系を刺激し、解毒作用もあるそうです。フレッシュで気持ちの上がる香りでもありますよね。
すっきりと香るローズマリーは、抗酸化作用や血行促進作用で様々な器官を活性化するといわれます。ヨガとあわせれば活力が湧いてきそうです。
・瞑想ヨガ&サンダルウッド
じっくりと瞑想したい時には、オリエンタル系の香りをおすすめします。
お香の原料でもあるサンダルウッドは、インドの寺院で古くから瞑想に用いられてきました。日本では白檀(びゃくだん)といわれ、お線香の香りで馴染みのある方も多いでしょう。
エキゾチックな独特の香りは、神経系の興奮を抑え、不安や緊張を取り除く作用があるそう。ヨガの深い呼吸と共に、あなたの心を鎮めてくれます。
アロマヨガは好みの香りをブレンドしてもOK。自分のベストブレンドを見つけるもの楽しそうですね。初心者の方もヨガ歴の長い方も、ヨガ+アロマを日々のリラックスタイムに取り入れてみてはいかがでしょうか?