こんにちは!
練馬のピラティス&ヨガスタジオOlulu-オルル-です。
先日の美顔講座は「プロテインの選び方」でしたね。ご覧になられましたか?なぜたんぱく質が必要なのか?プロテインの種類や取るタイミングについて紹介されていました。
オルルではダイエット&女性らしいカラダ作りをされたい方向けに、食事指導をしています。残念ながら運動だけで痩せるのは至難の業で、食事の方がダイエットには効果的なんです!ですので、ダイエットしたい方には、正しい食習慣(食事の質・量・タイミング)を学びながら運動して頂いています。
ダイエットされている方だけでなくても、たんぱく質はとても大切な栄養素です、それは何故なのか?についてご紹介したいと思います。
カラダを作る材料となるたんぱく質
三大栄養素のたんぱく質。エネルギー源になることや筋肉の材料になる栄養素というイメージが強いですが、カラダそのものをつくる材料として大きな役割を持っています。筋肉、臓器、皮膚、骨、毛髪などの主要成分として存在するほか、カラダの機能を調整するホルモン、酵素、抗体などの材料でもあるんです。
「カラダをつくる材料となる」たんぱく質ですが、カラダを構成する成分のうち、どのくらいの割合を占めているのでしょうか。
<質問!>体重60kgの成人男性の場合、体組成で何%がたんぱく質で構成されているでしょうか??
<答え>水分を除くと約半分がたんぱく質で構成されています。(太っている方は脂質の割合が高くなります。)
【成人の体組成(体重60kgの場合)】
水分 : 62.6%
タンパク質:16.4%
脂質:15.3%
ミネラル:5.7%
糖質:1%未満
【参考】特定保健指導の実践定期指導実施者育成プログラム
意外と多くありませんか?しかもたんぱく質はカラダの中に貯蔵庫がないのにですよ。筋肉の約80%、腸・心臓・皮膚の約60%、脳の約45%がたんぱく質で構成されているのも納得がいきます。
たんぱく質の使われる順序
しかも、たんぱく質には使われる優先順位があり、生命維持に重要な項目順位使われていき、筋肉や肌などは低いそうなんです(-.-)
ということは、摂取量が少ないと運動をしても筋肉を強化したり、肌が綺麗になったりするのが難しいということ…積極的にたんぱく質を摂らないと・・・と思いますね(>_<)
【たんぱく質が使われる優先順位】
(1)内臓や血液の材料
(2)細胞の修復
(3)胃液やホルモン、 脳内物質(セロトニンやメラトニン)
(4)骨
(5)筋肉
(6)肌、髪、爪など
たんぱく質の成人女性の推奨量
では、どれくらいのたんぱく質を取ることが必要なのでしょうか??
「日本人の食事摂取基準 (2020年版)」では、1日のたんぱく質摂取量として、成人の男性で60g、女性で50gを推奨しています。しかし、これは十分な量というより、摂取不足を回避できるというレベルの量です。
たんぱく質の「目標量」は推奨量の1.3~2倍
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では「生活習慣病の予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量」として、たんぱく質の摂取目標量も設定しています。身体活動レベルが普通の50代以上の女性なら、68~98gと、推奨量の1.3~2倍近くに上ります。
プロテインを活用する
たんぱく質は、筋肉を大きくするためだけのものではなく、健康を維持するために非常に重要な栄養素です。特に女性にとって、たんぱく質は美肌、髪、爪の健康を保つために必要です。また、エネルギー代謝やホルモンバランスをサポートし、日々の活動を円滑に行うためのエネルギー源としても役立ちます。
食事だけで十分な量のたんぱく質を摂取できない場合、プロテインを補助的に取り入れることで、効率よく栄養を補うことができます。筋肉を増やすための大量摂取が必要なわけではなく、日常生活を健康に過ごすために適切な量を取り入れることが大切です。
たとえば、プロテインを取り入れることで、食事のバランスが整い、疲れにくくなったり、体調を維持しやすくなる効果が期待できます。特に運動をしている人や忙しい生活を送っている方にとって、プロテインは栄養不足を簡単に補う助けとなるでしょう。