こんにちは!練馬のピラティス&ヨガスタジオOlulu-オルル-です。
前回の呼吸に引続き、マタニティヨガレッスンについて。今回は、妊婦さんの腹筋についてお話します。
腹筋と言うと、シックスパックと呼ばれる腹直筋を想像する方が多いかと思います。腹直筋は腹筋の中でも腹部の表面・前面に位置していて、カラダを曲げる動きで使われるアウターマッスル。マタニティ期は、腹直筋を鍛えるような腹筋運動は禁忌(ダメ)です。お腹の中の赤ちゃんも苦しそうですよね(>_<)
意識したいのはカラダの深層に位置している腹横筋というインナーマッスルです。
妊娠中期から後期にかけてお腹はどんどん大きくなっていき、それに伴い骨盤が前傾した姿勢(反り腰)になる方が多いです。反り腰は腰痛の引き金になりますし、腰だけでなく、骨盤(仙腸関節や恥骨結合)の痛みや脚にも影響を及ぼします。元々女性は反り腰の方が多いのですが、反り腰も実は不良姿勢なんですよね。
その反り腰の解消として、大事になってくるのが腹横筋。腹横筋を働かせることで、骨盤回りの筋肉(インナーユニット)を働かせて、骨盤が前傾するのを防ぐことができます。インナーユニットの一つである骨盤底筋群も腹横筋とセットで動くので、骨盤底筋群にもアプローチできます。
レッスンでは、写真のように四つ這いの姿勢やわざと骨盤を後傾させた姿勢で呼吸をしながら、腹横筋や骨盤底筋群を働かせるエクササイズを取り入れています。吐く息でお腹の赤ちゃんを背骨の方引き寄せる感覚を持つことがポイントです。
オルルのマタニティヨガは毎週木曜日15:00~16:00で実施中。
お腹の中の赤ちゃんと一緒にヨガを楽しみましょう。お待ちしております(^^)/
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