こんにちは!練馬のピラティス&ヨガスタジオOlulu-オルル-です。
今回は、呼吸について。特に妊婦さんの呼吸についてお話します。
ヨガのレッスンの時「腹式呼吸をしながら深く呼吸してくださいね」という声掛けをよく耳にすると思います。腹式呼吸はお腹を膨らませる呼吸法で、副交感神経を優位にし、リラックス効果を高める作用があります。
でもでも、妊婦さんは、腹式呼吸が難しいと感じることが多いです。何故なら、妊娠前には卵の大きさくらいの子宮が、妊娠後期には胃の下まで膨らみ、内臓も押し上げられる状態になっているから。既に膨らんでいるお腹をさらに膨らませることが難しいんです。
ですので、オルルのマタニティヨガでは、レッスン開始直後、すぐに腹式呼吸の練習はしません。最初は胸を開いて胸式呼吸をして、胸郭(肺を取り取り囲んでいる鳥かごのようなもの)の動きをよくしていきます。
そうすると、胸郭についている肋間筋という呼吸筋と横隔膜がよく動くようになります。横隔膜が動くようになると、腹式呼吸がしやすくなり、横隔膜と連動して動く骨盤底筋にもアプローチできます。
写真はストレッチポールを枕にして寝て呼吸する様子。胸を高くすることで、胸式呼吸がしやすくなるのと、詰まっている胃のあたりも開き気持ちがいいです。もう1つの写真のように、ボルスターを使って、高さを出すこともあります。
オルルのマタニティヨガは毎週木曜日15:00~16:00で実施中。
お腹の中の赤ちゃんと一緒にヨガを楽しみましょう。お待ちしております(^^)/
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